まず定期的にメンテナンスが必要なものとして空調フィルターがあります。
このフィルターは空調機によって冷やされた(暖められた)空気を室内に送る際に空気内のホコリ等を除去し、清浄な空気として送り出す役目を持っています。そして、このフィルターは長時間の使用によりホコリで目詰まりを起こします。こうなると、清浄な空気を送るのが難しくなります。そして、カビなどを原因としたアレルギー性鼻炎の原因になることもあるため注意が必要です。
また、空気の循環が悪くなり、より多くの空気を送り出そうとするためにモーターに負担がかかり故障の原因や電気代の増加につながります。
フィルター清掃を行うことによって、長期的な空調機の利用と、電気代の節約につながるため、少なくとも一年に一回のフィルター清掃をお勧めしております。
空調機の故障の原因には様々な理由があります。
下記の様に空調機の調子がおかしいと感じた時には早めの対処が必要です。
室内機から水が漏れてくる。
室内機、室外機の音が大きくなった。異常な音がする。
洗浄を行ったにもかかわらず冷暖房の効きが悪い。
電源が入らない等。
冷媒配管の亀裂によるガス漏れ
室内機、室外機の制御基板の不具合
空調機内の電源ヒューズの破損
モーターの劣化による動作不良
この他空調機の故障の原因には様々なものがあります。しかし定期的なメンテナンスを心掛けることによって長期間の使用も可能になります。